- 全ての大人の女性に送るヨガウェアブランド「Thetis Yoga Dress(読み:テティスヨガドレス)」。大人の魅力を引き立ててくれるヨガウェアは、オーナーデザイナーの思いをそのディテールまでしっかりと詰め込んだ作品に仕上がり、特にエレガントで個性的な志向を好むハイクラスな女性たちを中心に今じわじわと注目を集めている。
東京ヨガウェアにまた新しいヨガウェアブランド「Thetis Yoga Dress|テティスヨガドレス」が仲間入りすることになり、その魅力やブランドコンセプトを知ってもらうべく、ブランドプロフィールを皆様にご紹介。今回の東京ヨガウェアでのリリースにあたりオーナーデザイナーの北村茉弓さんに話を聞いた。
ブランド名の由来やこれまでの歴史
ブランド名にある「Thetis(テティス)」とは、ギリシャ神話に登場する聡明な海の女神に由来しています。大好きな地中海の大洋にインスパイアされブランドネームに決定しました。コンセプトはオシャレが好きな奥行きのある大人の女性のために贈るヨガウェア・リラックスウェアです。その全てのアイテムには、奇抜過ぎず、シンプル過ぎないアイテムをラインナップさせており、日常使いでもコーディネートしやすい商品を毎回リリースしています。
2014年、初めてヨガウェアラインナップをリリースし、以降、百貨店やヨガスタジオでのポップアップ販売など地道な活動を行ってきました。徐々にインストラクターさんとも交流が深まり私たちのブランドに何が足りて何が足りないかを気づき、その商品クオリティも年々向上させていくことができました。本当に「温かい人たち」に助けられてますね。
写 真ヨガシーンだけでなくデイリーにも使えるのは嬉しい
デザインや商品へのこだわり
どんな流行にも流されず、自分らしいブランドへのテイストという核をしっかりとキープさせ、実際に着てもらう大人の女性たちに受け入れられるデザインを今後も展開していきたいと常に考えています。ストレッチ性や肌触りなどの着心地の良さはもちろんのこと、着た時にその人が美しく見えることを大切にしています。コロナ禍でここ最近はスタジオに行き来するシーンが減りましたが、コロナ期が終息するころを見据えた普段のファッションにも取り入れられるアイテムも増やしていこうと思います。
テティスヨガドレスはまだ小さなブランドなので、デザイン・パターン・サンプルなどウェア作りに関わる部分すべてが私自身で行います。生地を見た時にピンッ!と思い付き、仕上がりデザインをすぐイメージできる時は嬉しいひと時ですね。仕上がったサンプルを着て何か足りない、もう少し手を加えたら可愛くなるんじゃないかな?とかあのポイントが欲しいなとか、あれこれと思考に耽る時間が一番楽しいのはもちろんです。
またモノづくりの点で言うと生産はすべて日本生産にこだわりを持っています。日本の洋服生産工場の技術力は言うまでもなく高く、これからもそんな職人さんたちの産業を応援し続けたいと思っています。
写 真【左】テティスヨガドレスオーナーデザイナーの北村茉弓さん【右】2021年春夏モデルオリジナルプリント柄
オーナーデザイナーの北村茉弓さんってどんな人?
私は1993年~2008年の15年間イタリア(主にミラノ)に住み、現地のマダムの取材や話題のお店・スポットなどを日本から来るファッション雑誌の撮影クルーにコーディネートする仕事を担当していました。その当時に学んだ美的なセンスや仕事への取り組みなど、実は今の仕事に直結している部分も沢山あります。人生何事も無駄にはならないとは正にこのことですね。もともと私は旅が大好きで、今までにも沢山の国を旅行してきました。20代の頃は3カ月のヨーロッパ周遊後帰国したくなくなり、そのままニューヨークへ行き1年近く住んでいたことも。余談ですが、いわゆる当時はバブル絶頂期だったのでその当時の現地日本人の人間模様も沢山目にする機会がありましたね。(笑)ヨガリトリートではメキシコやモロッコ、スリランカにも。そこまで話せない私の英語でもヨガを通じると多くの仲間ができてとても刺激的で、そんな世界中で見てきた知見をヨガウェアに落とし込んでいたりもします。私自身もヨガを実践して約20年近くになります。若い頃は完成したいポーズが沢山あり、ヨガの本場インドへ渡り本場の先生にヨガを習ってみました。ヨガの時間は充実していましたが、実はインドにはあまり馴染めず帰国し、今度は日本の本格的なスタジオに通うようになりました。
大切なパートナーシップ
テティスヨガドレスにはブランドの良さや魅力を発信してくれるアンバサダーが全国にいます。2020年は開催できませんでしたが、「テティス祭り」という単独イベントを開催させていただいた時には、アンバサダーのみんなが協力的に動いてもらいウェアのお披露目や販売などチーム一丸となってイベントを成功させました。定期的に開催している近況報告会ではヨガウェアについても様々なアドバイスをもらい、ニーズや改善点、リクエストなど一人では気付かなかった部分を気づかせてくれる貴重な存在としてアンバサダーのみんなとも深く繋がっています。そんな大切な彼女たちにも私たちテティスヨガドレスは何ができるか、、、どんなお返しができるか、、、など、を考えながら日々仕事に明け暮れています。
写 真【左上】2019年に開催したテティス祭り【左下】アンバサダーとの親睦会【右】京都・大分のアンバサダー
今後の展開や未来について
テティスヨガドレスは全国展開するような大きなメーカーは目指していません。小さくてもテイストを表現できて存在感を示していけるブランドになりたいと思っています。いつの日かアトリエ兼ショールームで世界観を表現できる場所を持ちたいですね。今後はクリエーションとマネージメントのバランスを計りながら中長期的に戦略を立てて行きたいと思っています。商品計画もブランドのニーズに応じてスピード感を持ちながら幅広く対応できるようにしていきます。
今まで沢山の人々に協力、応援をいただきました。みなさんの力添えがあってここまで少しずつ成長してきました。その方々にありがとうを伝えたいとともに、新しく東京ヨガウェアさんとご縁があったこと、そしてこれから始まる東京ヨガウェアのお客様とつながりを持てることに心より感謝申し上げます。最後まで私たちのブランドプロフィールを読んでいただき有難うございました。